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JHS学会賞

JHS賞 受賞者一覧

2018年   2019年   2020年   2021年   2022年   2023年  

2018年
パウデル サシーム (製鉄記念室蘭病院外科) 演題名「 抗血栓療法継続でも、鼠径部切開法は安全に施行可能である:傾向スコアマッチング解析」
2019年
油木 純一 (東近江市立能登川病院外科) 演題名「 CT所見における鼠径ヘルニアとRadoievitch's angleの特徴」
2020年
太田 智之 (千葉徳洲会病院外科) 演題名「Endoscopic Rives-Stoppa法の治療成績」
受賞者コメント
 この度は、このような賞をいただき誠にありがとうございます。この時世の中、素晴らしい学術集会を開催された学会長である稲葉先生、そして学会理事長である早川先生、また学会理事の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
 私は、加納宣康先生の元で、外科医として10年間薫陶を受けました。現在は離れていても、いつも励ましの電話をいただく師匠である加納先生にも感謝申し上げたいと思います。
 一般病院の外科医が、このような賞をいただけるのは本当に励みなります。
 2016年にeTEP法を知った時は、目から鱗で、興奮したことを今でも覚えております。2017年に第1例を行いました。2018年にドバイで行われたAPHSに参加し、世界でも非常に関心の高い術式であることを肌で感じました。今後急速に日本でも広まっていくと確信しております。
 日本ヘルニア学会の発展を祈念するとともに、今後もその一助となれるように努力していきたいと思います。
2021年
高橋 俊明 (聖隷浜松病院小児外科) 演題名「小児鼠径ヘルニア手術術式の検討-Potts 法とLPEC 法の比較」
受賞者コメント
 このたびは、栄誉あるJHS賞を頂き、大変光栄に存じます。
 まずはこのような素晴らしい学術集会に参加させて頂き、開催して頂いた学会長、理事長をはじめとした役員の先生方、運営事務局の皆様方には誠に感謝申し上げます。
 そして、長年、聖隷浜松病院小児外科を牽引し、5000例にも届きそうな本研究の小児鼠径ヘルニア症例の大部分に関わってこられた鳥羽山滋生先生にあらためて敬意を表します。また自分を鳥羽山先生の下に送って頂いた、恩師である順天堂大学小児外科講座 山高篤行教授をはじめ、これまで聖隷浜松病院のヘルニア手術に関わった同門の先生方一人一人に対し、感謝申し上げます。中でも、本研究を実質立ち上げ、主導した優秀な仲間である澁谷聡一先生には、心からおめでとうと言いたいです。
 今後も日本ヘルニア学会のより一層の発展のために、聖隷浜松病院成人ヘルニア外科、小児外科は密に連携し、ヘルニア診療の新しい知見を打ち出していけるよう精進して参ります。
2022年
恒松 雅 (東京慈恵会医科大学肝胆膵外科) 演題名「腹腔鏡下腹膜透析カテーテル留置術に確認される潜在性鼠径ヘルニアの検討」
受賞者コメント
 この度は栄えあるJHS賞を頂きましたこと、とても栄誉あることと感激しています。この栄誉はこれまで指導し育てていただいた諸先輩方、支えてくださった同僚の皆様、勉強する場を提供していただいた日本ヘルニア学会のおかげと実感しております。
 医療の発展とともに鼠径ヘルニアは、前立腺癌術後、腹膜透析など患者さんの抱える様々な背景に成因、症状、修復方法が影響を受ける疾患になってきているように思います。そうした変わりゆく情勢や疾患の立ち位置の中でも、日本ヘルニア学会が発展していく一助となれるよう、これからも変わらずヘルニア診療に真摯に取り組み、後輩にヘルニアの魅力を伝えていきたいと思います。
 最後になりますが、大変すばらしい学術集会に久々に現地参加させていただき、開催にご尽力された学会長三澤先生、理事長早川先生、学会理事の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
2023年
長谷川 毅 (大阪市立総合医療センター消化器外科) 演題名「鼠径部ヘルニア嵌頓時の腸管壊死予測におけるCT値の有用性」
受賞者コメント
 この度は栄誉あるJHS賞をいただき誠にありがとうございます。学会長である植野先生悲願の大阪でのヘルニア学会開催にあたり、大阪生まれ大阪育ちの私がこのような素晴らしい賞をいただけたことは何か縁めいたものを感じずにはいられません。コロナも5類になり、落ち着いてきた昨今ですが、コロナ蔓延中にはヘルニアは不要不急の手術として扱われ、当院でもなかなかヘルニア手術を行うことができませんでした。そのような中でも、本学会は毎回熱い議論が繰り広げられ、いつも明日からの診療に役に立つたくさんのことを勉強させていただきました。今回賞をいただけたことは非常に励みになります。日本ヘルニア学会のより一層の発展のために、自分自身まだまだ勉強していきながら、後輩にもしっかりと指導していけるように頑張っていきたいと思います。最後になりましたが、このような素晴らしい学術集会を開催していただいた学会長、理事長をはじめとした委員の先生方、関西ヘルニア研究会の世話人の先生方、運営事務局の皆様に改めて感謝申し上げます。