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Sakurai賞

Sakurai賞 受賞者一覧

2024年   2025年  

2024年
中瀬古裕一 先生 東京慈恵会医科大学葛飾医療センター(国際医療福祉大学病院) 
「Indocyanine Green Fluorescent Lymphography During Open Inguinal Hernia Repair: Relationship Between Lymphatic Vessel Injury and Postoperative Hydrocele」 World J Surg. 2023 Dec;47(12):3184-3191. doi: 10.1007/s00268-023-07215-x. Epub 2023 Oct 18.
受賞者コメント
 「この度は、Sakurai賞という栄誉ある賞をいただけましたこと、大変光栄に存じます。栄えある第1回に選んでいただき、理事長の蜂須賀先生、理事の先生方に厚く御礼申し上げます。私自身は、研修医の時に理事であります諏訪勝仁先生に御指導いただけたこと、またレジデントの時に名誉会長であります吉田和彦先生、理事であります三澤健之先生に御指導いただけたことは、とても幸運でございました。
 今回栄えある賞をいただけましたこの研究は、seromaという我々外科医は気にも留めていなかった合併症に関するものです。患者の苦痛となるこの合併症が、なぜ起きるのか、どのように防げば良いのか、ということについては未だに議論がなされている状態でした。本論文にて、seromaになる原因にリンパ管の損傷が示唆されたことは、とても新しく感じるとともに、まだまだこれから発展の余地があると考えております。
 今後も日本ヘルニア学会の発展に貢献できるように、努力して参ります。本当にありがとうございました。
2025年
小林冬美 先生 自治医科大学消化器一般移植外科
「The impact of non-invasive manual and ultrasonographic reduction for incarcerated obturator hernia: a retrospective cohort study and systematic review」 Hernia https://doi.org/10.1007/s10029-024-03119-4
受賞者コメント
 この度はSakurai賞に選出いただき、理事長の蜂須賀先生をはじめ選考委員の先生方、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。今回の論文は閉鎖孔ヘルニア陥頓に対する非観血的徒手整復および超音波整復の後ろ向きコホート研究と系統的レビューです。閉鎖孔ヘルニア陥頓はやせた高齢女性に好発するため、緊急手術のリスクが高い疾患です。この論文では非観血的整復、とくに超音波整復は成功率が高く、また発症から72時間以内の症例については緊急手術を回避するのに有用な手技であると結論づけました。まだまだ外科医としては駆け出しの若輩者ですが、今後もヘルニアに対して真摯に向きあい合い臨床や研究を続けていきたいと存じます。最後になりましたが、日ごろよりご指導いただいております自治医科大学附属病院の渡部先生、とちぎメディカルセンターしもつがの小泉先生をはじめ、論文のご指導いただきました先生方に心より感謝申し上げます。